ウォーターサーバーは冷水と熱湯がすぐに楽しめると言う点が導入する際の一番の理由じゃないでしょうか。気になる温度は結論から言うと各社そこまで大きな差がなく冷水が5~10℃くらい、温水が80~90℃くらいです。ただ、細かいところで機能面の差があります。
例えば、お湯で再加熱をして熱々のお湯をつくることが出来る機能、エコモード、冷水ではなく常温のお水が飲めるウォーターサーバー等。こういったところに違いがあります。
そのあたりの細かい温度機能の違いをみながら比較していきましょう。
各メーカーが公式で温度は明記しているので、このページではメーカー公式の温度と当サイトが実際に計測した温度を徹底比較して紹介します。
サーバー | 冷水 | 温水 | 弱冷 | 弱温 (エコモード) |
再加熱機能 | 当サイト計測の温度 | スリープ機能 (自動エコ機能) |
エコモード (手動) |
公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6~10℃ | 80~90℃ | × | 記載なし | × | 水温:10℃ 湯温:83.9℃ エコ:57℃~39℃ |
× | ○ | ||
6℃ | 85℃ | × | 記載なし | × | 水温:8.4℃ 湯温:83.2℃ |
○ | ○ | ||
6℃ | 87℃ | × | × | × | × | × | |||
6℃ | 87℃ | × | × | × | × | × | |||
8℃ | 83℃ | × | 記載なし | 90℃ | ○ | ○ | |||
8℃ | 80℃ | 17℃ [常温ボタン] |
68℃ | 90℃ | ○ | ○ | |||
3.5~8℃ | 80~90℃ | × | 記載なし | 水温:8.4℃ 湯温:87℃ |
○ | ○ | |||
4~10℃ | 80~85℃ | × | 70~75℃ | 水温:7.7℃ 湯温:80.6℃ エコ:72℃ |
○ | ○ | |||
4~10℃ | 80~85℃ | 18.5℃ [常温ボタン] 当サイト計温 |
70~75℃ | 80~85℃ | ○ | ○ | |||
4~10℃ | 80~85℃ | 18.5℃ [常温ボタン] 当サイト計温 |
70~75℃ | 80~85℃ | ○ | ○ | |||
4~12℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | × | ||
4~12℃ | 80~90℃ | × | 60~70℃ | × | ○ | ○ | |||
4~12℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | |||
3~8℃ | 83~℃ | 10~18℃ | 60~70℃ | 93℃ | 水温:8.2℃(15.7℃) 湯温:82.3℃(60.8℃) (73.3℃) 再加熱後88.4℃ |
○ | ○ | ||
4~9℃ | 85~92℃ | 12~15℃ | 70~75℃ | 85~92℃ | 水温:8.8℃(弱冷モード12.6℃) 湯温:82.2℃(弱温モード 70.2℃) 再加熱86.3℃ |
× | ○ | ||
6~12℃ | 80~89℃ | 12~16℃ | 70℃ | 90~93℃ | ○ | ○ | |||
5~12℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | |||
6~11℃ | 85~95℃ | × | 70~75℃ | ~95℃ | 水温:11.7℃ 湯温:83.2℃ 再加熱:86.4℃ |
○ | ○ | ||
5~12℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | |||
5~11℃ | 85~95℃ | × | 70~75℃ | ~95℃ | ○ | ○ | |||
5~10℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | |||
4~10℃ | 75~85℃ | × | 記載なし | × | 水温:6.9℃ 湯温:85.4℃ |
× | ○ | ||
4~10℃ | 80~90℃ | × | × | 90℃ | × | ○ | |||
5℃ | 85℃ | × | × | × | × | × | |||
5℃ | 85℃ | × | 65℃ | × | × | ○ | |||
5℃ | 85℃ | × | × | × | × | × | |||
5℃ | 85℃ | × | 65℃ | × | × | ○ | |||
5℃ | 85℃ | × | × | × | × | × | |||
4~12℃ | 80~90℃ | × | × | × | × | × | |||
5~10℃ | 80~85℃ | × | 70~75℃ | × | 水温:9.4℃ 湯温:82.0℃ (70.5℃) |
○ | ○ |
ざっとお湯と冷水の温度を比較しました。実際この温度の計測は状況によってかなり変わる気がしましたので、メーカーが発表している温度を参考にすれば問題は無いと思います。
ほとんどのウォーターサーバー会社が6~10℃とか4~10℃とあいまいな設定にしている理由は、季節や利用している環境によって若干かわってくるからです。冷水の温度は各社ほとんど同じくらいの温度と言えます。実際に計測したウォーターサーバーでもそこまで開きはなく平均値は6~10℃くらいでした。
エコモードの大半が温水の消費電力を抑える機能です。そのため、冷水の温度はエコモードを使っても温度が変わらないウォーターサーバーがほとんどです。
冷水を弱冷水に設定するウォーターサーバーは比較表に掲載したサントリーや富士の湧水があります。
モードの変更を使わずに「常温ボタン」があり冷水と温水の他常温を飲めるウォーターサーバーはフレシャススラットやプレミアムウォーターのキュオルなどがあります。
お湯の平均は、80℃~高くて87℃くらいでした。お湯に関してはエコモードを掲載しているウォーターサーバーの場合70℃付近が平均値です。再加熱機能があるウォーターサーバーは90℃近くになります。(再加熱機能が使える、温度調整可能なウォーターサーバーは下で後ほど紹介しますね。)
ウォーターサーバーのお湯の温度を調べている方の中で多いのが、赤ちゃんのミルクなどの調乳に使うお湯としてウォーターサーバーのお湯は大丈夫?
と考えている方が多いと思います。結論としては、上で書いている通りほとんどが70℃以上の温度なので問題なく使えます。
しかし、比較表にまとめたとおり、エコモード中は70℃を切るウォーターサーバーもあるので注意しましょう。コスモウォーターのような手動でエコモードを設定するタイプは6時間ほど温水の電力を完全にストップするタイプが多いです。そのため時間の経過によっては70℃を切ることがあります。
一定の温度70~75℃に保つタイプのウォーターサーバーなら心配なく使えます。
ウォーターサーバーのお湯の温度の平均は80~90℃です。個人的にカップラーメンは天然水のウォーターサーバーのお湯で作ると美味しいです。
ただ、人によってはちょっとぬるいと感じる方もいるようです。
こればかりは感覚の問題なので絶対に美味しく作れる!といいきれはしないのですが、気になる方は再加熱機能のあるウォーターサーバーを選んでおくといいです。
下で紹介しています。
比較表をざっと見てもらってもなんだか似たような数字ばかりでわかりずらい。。。そんな声が聞こえてきましたので、注目ポイントとしては、温度設定(エコモードや再加熱の機能がついていて何種類かの温度が楽しめる)が出来るモノときめられたお湯と冷水の2種類しかないモノがある。と言う点が着目すべき点かなと思います。
この写真はアクアアドバンスの「再加熱ボタン」です。このボタンをワンプッシュでお湯を再加熱する事が出来ます。状況によって温度の上がり方は変わってくるのですが、上で書いたカップラーメンを熱々のお湯で食べたいと言う方はこういった再加熱機能がついているウォーターサーバーにしておいたほうがいいかもです。アクアアドバンスはこれに加えエコモードもついています。
温度調整と言う意味ですごいウォーターサーバーといえば、フレシャススラット。このウォーターサーバーは温水、冷水ともうひとつ「常温」が飲めます。
常温のボタンがついているのです。
また、リヒート機能(再度過熱をして熱湯をつくる機能)とエコモードがあるので、こちらも同一優勝にさせて頂きます。
再加熱をするリヒート機能搭載のウォーターサーバーは結構増えてきましたが、常温の水も一緒に出すことが出来るウォーターサーバーはまだすくないです。
フレシャススラットの進化版スラット+カフェはさらにすごいです。フレシャススラットの常温、温水、冷水はそのままついていて、さらに、コーヒー、緑茶、紅茶が作れる一体型のウォーターサーバーです。
コーヒーや紅茶の最適な温度にワンプッシュで整えてくれて、おいしいコーヒーなどが最適な温度で飲むことが可能。
サントリーのウォーターサーバーは再加熱機能で熱々のお湯。冷水だけでなく弱冷のお水の設定が出来るので合計4段階の温度管理が可能です。
キララも再加熱機能がついている高性能ウォーターサーバーです。キララは炭酸水も作れるウォーターサーバーとして有名になった一台です。
高温に設定する事で熱々のお湯を作ることができます。水も冷水、弱冷水の設定が可能で合計4種類の温度管理が可能。
結構たくさんのウォーターサーバーが温度管理できるようになっています。共通点として、再加熱機能等があるウォーターサーバーは他の機能もしっかりしているのでかなりオススメです。
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