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ウォーターサーバーは放射能検査や衛生面の検査や努力を行っている

一定の需要があるのでサービスをする。これは企業にとって宿命でしょう。すべてをお客のいいなりにするのもどうかとは思いますが、安全、危険という分野は無駄とわかっていてもやるのが企業努力なのかもしれません。

その中でも私的に無駄だなあと感じる不安が放射能検査。未だにお水に放射能がどうのと騒ぐ方も多いのでしょう。ウォーターサーバー会社は放射能検査を毎月1回おこなっているところがほとんどです。もちろん当サイトで紹介しているウォーターサーバーの水で放射能が検出されたところは1社もありません。

「放射能性物質は確認されませんでした、されませんでした、されませんでした。僕は何を思えばいいんだろ。なんていえばいんだろ」

最近復活したイエモン風ですが、放射能物質ってウォーターサーバー会社も本音は無駄だと思っている気がします。それよりもどのくらいの検査をしている方が大事なのではないでしょうかと。

放射能汚染で不安を煽りウォーターサーバーの契約を煽るのもうやめましょ?

なんで放射能汚染とウォーターサーバーが不安という話がでてくるかを調べると、ウォーターサーバーって赤ちゃんの粉ミルクとかに使うからという理由があったりするからだと思うんですよね。

自分だけとか大人だけで飲む水ならそこまで不安にはならない人が大多数なのかもです。基本的に不安を解消するためにウォーターサーバー会社は放射能検査を毎月行っているわけですが、安全性と言う意味では放射能の検査よりも他の検査項目数のほうが大事。

ちなみに水道水の検査項目は水質基準項目と基準値(51項目)というのがあります。ウォーターサーバーは水道法ではなく食品衛生法の清涼飲料水の製造基準であげられる項目数が26項目と少ないので項目数が少ないからウォーターサーは危険だ!と反対に煽る方もいますけどね。まあそういった批判のおかげで、各社衛生面の配慮に改善を加えていかなければいけないというプレッシャーになってよいのかなとも思いますが、ウォーターサーバー会社は、各社独自項目などで衛生面に気を使っているのです。

例えばサントリーの南アルプスの天然水は放射能検査以外にもたくさんの検査を行っている

例えば、水質検査の例を紹介するとサントリーのウォーターサーバーは工場が国際基準のHACCPの承認(厚生労働省の承認が必要)をもらっており水道水の検査項目と同様の51項目を含め200項目(サントリー独自項目)の水質検査を行っています。

検査数だとさすがサントリーと感じますが、他のウォーターサーバーも水質の安全性はしっかりと各自が行っています。

ウォーターサーバーの水が危険と揶揄するのはいいが実際そういう人は2次情報を確認し自分で確認すらしていない人の声であることが多いです。実際私もマニアで色んな調査をしましたが、水質に関してはなかなかすべて、200項目なんかをチェックするのは不可能です。硬度とか塩素とかは簡単にチェックできますがこれはやる意味が無いですしね。

東京都が実施したウォーターサーバーの水質検査

できる限り信頼できるデータとしては東京都が「商品テスト」を行っているものがあります。商品名は伏せた形で、リターナブルとワンウェイをチェックしています。前半は、チャイルドロックの検査ですが後半、10ページ目くらいから水質のチェックを行っています。結果は25項目すべて水質基準内であった。ということでした。興味ある方は以下からどうぞ。

出典:東京都生活文化局消費生活部:ウォーターサーバーの安全性に関する調査

但し、一般細菌のチェックで一部細菌が確認できてしまった者があったようです。
このデータからでは商品名は分かりかねますのですが、注意喚起としては、粉ミルクなどをつくる時に温水を冷ます為に冷水を入れないほうが無難との指摘がありました。赤ちゃん向けウォーターサーバー比較!ミルク作りに便利 ママの口コミも掲載でも順序書いてますが、ここはこういった調査結果に従ったほうが良さそうです。

放射能検査実施中のウォーターサーバー会社比較一覧

ウォーターサーバーにもしも放射能汚染があったとしたら市販で出回る前に放射能が怖いと言っている方たちの影響でストップしているでしょう。上で書いてきたとおり、検査は厳重でほぼ毎月放射能、セシウム等の検査を行い各メーカーはHP上で検出されませんでしたという報告を行っています。

ざっとですがウォーターサーバー会社の放射能検査の報告を一覧で比較してみました。

会社名 放射能の報告内容
コスモウォーター http://www.cosmowater.com/about/report.html
フレシャス https://www.frecious.jp/news/
キララ 1年に1回外部検査機関で品質保証を実施
プレミアムウォーター https://premium-water.net/qualitytest
クリクラ http://www.crecla.jp/safety/
アクアクララ http://www.aquaclara.co.jp/important/water.html
うるのん http://ulunom.tokai.jp/news/check/
アルピナ https://www.alpina-water.co.jp/radioactive_check.html
ハワイウォーター https://www.hawaiiwater.co.jp/radioactive_check.html

この検査の報告はご存知、大震災がきっかけで、各社このような報告を自主的に行うようになりました。実際、個人的には必要が無いきもするのですが放射能汚染が気になると言う方も一定数まだいると思うので当サイトで紹介している人気のウォーターサーバーであればほぼこういった検査を行っているので選ぶのに参考にするといいかなと思います。

また、上の表にも載っている、アクアクララ、クリクラ、アルピナなどはRO水でろ過しているのでそれこそ検査の必要もない気がするんですが一応行ってくれていますし、ハワイウォーターもRO水なのですが採水地がハワイなので放射能と言う意味では物理的に日本の影響を受けるわけがないのでやる必要もない気がするんですが、ユーザーさんの中に気になる人がいるので安心してほしいと言う意味で行っているのでしょう。

企業って大変だなーと。まあこういった細かい検査をしてくれているのは悪い事ではないか。