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水で掃除?アルカリ電解水でお風呂やキッチンをきれいに!おすすめ商品も

アルカリ電解水って、知っている人は既にしっていてお掃除の時に重宝している人も多いと思います。ここでは、アルカリ電解水ってそもそもなんなの?水なのになんで汚れ落とすことできるの?といった疑問を解決していきます。

アルカリ電解水とは?

アルカリ電解水とは、WIKIPEDIAでは

引用:水道水や食塩水などを電気分解することで得られる水溶液の総称である。
出典:WIKIPEDIA

とあります。電気分解を行い強いアルカリ性にした水がアルカリ電解水。。。

うーんなんだかよくわからないですよね?

ちょっと理解を深めるためにアルカリ性ってなんだっけ?を解説させてもらうと

水にはpH(ペーハー)という水の種類をわける数値があります。

大きくわけて「酸性」「中性」「アルカリ性」にわけられています。

・pHが3.0未満の水は「酸性」
・pHが6.0~8.0以下の水は「中性」
・pHが11以上の水は「アルカリ性」

つまり、pHが11以上の水がアルカリ電解水ということです。例えば、水道水はpH5.8~8.6くらいを基準値に設定していますが、水道水からも電気分解を行いアルカリ電解水を作ることも可能です。

あと、少しpH値が低いpH9~10の水は、弱アルカリ性と呼ばれアルカリイオン水と呼ばれ飲み水として販売されていたりします。

参考記事:アルカリイオン水ってどうなの?ウォーターサーバーで弱アルカリ性の水も紹介

アルカリ電解水はなぜ汚れを落とすことができるのか?

pHが11以上の水は「アルカリ性」ということはわかった。でも、だからってなんでお掃除の汚れ落としに「アルカリ電解水」が活躍するの?

この答えは、汚れのほとんどは酸性だから。

アルカリ電解水のアルカリの力で酸性の汚れを分解とか吸着とかをする事ができるため。

なので、キッチンまわりの油汚れや風呂周りなどにアルカリ電解水を使ってお掃除することができるというわけ。

これ、理屈は知ったとき納得したんですけど、最初に考えた人すごいですよね。

こいうった理屈でお掃除ができるため当然、向き不向きはあるんですけどね。

アルカリ電解水が活躍する場所、使えない場所

私が、アルカリ電解水という存在を知ったのは有名な「激落ちくん」シリーズからで登場した「水の激落ちくん」です。使ってみるとびっくりで部屋の色んなところに使えてキレイになる。のでこの商品はかなりおすすめです。

自宅でアルカリ電解水を作ることもできるんですが、激落ちくん安いですし普通に買ったほうが楽でよいかと思ってます。

それで、一応、アルカリ電解水もお掃除できる場所は向き不向きあります。

「向いている場所」ペット用品、赤ちゃん用品、電子レンジ、油汚れ、フローリングの黒ずみ等

向いている場所はペット用品や赤ちゃん用品など。やはりできれば洗剤を使うのが怖いので水だけで体に害のない掃除が出来るのは強いと思います。
消臭効果もあるのでこういった場所に使わない手はないですね。

それと普通に、油汚れなども落ちるので、風呂場の軽い水垢やキッチン周りにも常備しておいても良いと思います。(頑固なこびりついた油汚れとかを落とすのはちょっときついかなと思いますが)

あと、ただの水で雑巾がけを普通にやるよりもアルカリ電解水を使ったフローリングの黒ずみとかにかなり強いと思います。フローリング用のシートなどもアルカリ電解水がプラスされたものなども売ってますね。

頑固な水垢は落ちない感じがします。水垢はクエン酸とか、専用グッツがあるのでそのあたりに頼りになるのが良いかと思います。

「向いていない場所」水ふきができないもの

向いていない場所は、水の激落ちくんを参照させてもらいますと

引用:水拭きできないもの、漆器、皮革類、絹製品、アルミ、銅、真鍮、貴金属、宝石類、金箔、ニス塗りの家具、眼鏡、自動車の塗装面
出典:水の激落ちくん裏面に書いていた文言

と書いてありました。自動車とかちょっと意外ですが、その他はなんとなくわかる感じがしますね。塗料系とかはさけたほうが良さそう。貴金属という項目がちょっと定義がむずそう。(おそらく金とか銀とかのことなのかなと。保証はできないんですが)普通に水道の蛇口とかアルカリ電解水使って磨くと光るんでそのあたりには使っちゃってもよいのかなと思ってます。

アルカリ電解水系おすすめ商品:水の激落ちくん、ダイソー、無印良品とか

アルカリ電解水の商品は結構市販で売っているのですが、先にも書いていた通り「水の激落ちくん」はおすすめです。

アマゾンとかでも売ってましたが、ドンキホーテとかでも情熱価格で売っていたりします。

あと人気商品ではダイソーとか無印良品とかでも売っています。

こんなこといってはアレですが、このあたりの一流企業が販売しているアルカリ電解水であれば中身はあまり変わらないかなと思います。

実は自作も可能です!アルカリ電解水の作り方

アルカリ電解水は自宅で簡単に作ることもできます。私は面倒なのと、本当にうまく作れているのか?pH値をいちいち計るリトマス紙とかをつかってうまくできているかとかをチェックしないと気がすまなそうになるので市販で十分かなとは思っていますが作りたい人もいると思うので紹介します。

用意するモノとしては
  • 重曹
  • 水(水道水でOK)
  • 鍋(アルミ製以外のモノ)

でOK。

作り方
  1. 割合は重曹小さじ1杯(5gほど)に対し水道水200mlを鍋に入れ重曹を溶す。
  2. 弱~中火で沸騰させる。
  3. 沸騰後、白い重曹の炭酸みたいな泡がでるので弱火に切り替えそのまま5分程放置。

冷まして完成。

簡単ではあるんですが、面倒だと個人的には思ってます。それと重曹を使ってアルカリ電解水を作っても市販で売っている程のpH値を出すのは難しいといった見解を書いている方も結構多かったので私はやっぱり市販のモノが良いかなと思ってます。

あと、火にかけなくても「重曹水」重曹と水をまぜるだけでもお掃除の液体としては結構重宝されてますから、実際重曹と水をまぜるだけでもよいかなーとは思いますね。比率は小さじ1杯100mlくらいで重曹水は作れます。

今回のアルカリ電解水もすごいけど、重曹もすごいなー。