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ウォータークーラー(冷水機)とは?業務用冷水機の値段やレンタルサービス考察

ウォータークーラー(冷水機)という言葉耳にしたこともあると思いますが、宅配水型のウォーターサーバーとどんな違いがあるのか?比較してメリットデメリットはどんなところにあるのかが気になったのでまとめてみました。

目次

ウォータークーラー(冷水機)とは?

まず、ウォータークーラー(冷水機)とはWIKIPEDIAによると

冷水機(れいすいき)とは、飲料水を冷やして、供給するための電気製品。英語の由来から、ウォータークーラーとも呼ばれる。 正しい名前はプレッシャー型 ウォータークーラーである。冷水機-WIKIPEDIA

とあります。まあその名前の通りですね。

種類としては、主に

  • タンクがあってそこに水を直接入れて冷やす冷水機
  • 水道管と直接つながった、学校などでみかける足踏みして水を出すタイプ

があります。

飲料水を冷やしておくための電気製品がウォータークーラーという定義で話すと、最近のレンタル型の当サイトで紹介しているウォーターサーバー達はお湯がでますが、一応これらも冷水機の分類に入るのかなと思います。

ただ、ここでは話がややこしくなるので、主に冷水だけでるものをウォータークーラー(冷水機)として解説していきます。

もしお湯も出るウォーターサーバーがほしいという場合は実際に編集部が沢山使って試してレビュー等を行っているので以下TOPページから参考にどうぞ。

ウォーターサーバー(人気宅配水)比較ランキング!本音で口コミ10台以上

ウォータークーラー(冷水機)の購入やレンタルの値段の相場は?

ウォータークーラー(冷水機)の値段について調べてみました。ウォータークーラーは業務用と家庭用に分類されていて二万円~数十万円が相場の様で、基本的には購入するタイプのものが多いです。レンタルタイプは今なかなかないのですが、おすすめも見つけたのでまずはレンタルタイプから紹介していきます。

【楽水】レンタルタイプの冷水機が安くておすすめ

冷水機プラン月額
2,980円(税別)
初期費用
12,000円(税別)
契約期間
3年間
メンテナンス
無料で対応
※お客様で設置の場合、初期費用5,000円。
「長期割」6年目降 月2,500円/ 10年目降 月2,000円

楽水という会社が提供している「冷水機」。この冷水機、購入すると14万円する高額商品ですが、レンタルプランを用意してくれています。

その額、月額2,980円

メンテナンスなども無料でやってくれるので、フィットネスジムや美容院、飲食店などをはじめとした多くのお客さんにお水を提供する事業の方におすすめです。

温水も出るこの手のウォーターサーバーを提供している会社は数社あるのですが、冷水機タイプのレンタルサービスは希少です。

水道水をサーバー内部でろ過し、塩素をはじめとした不純物を取り除いた美味しい水を作ってくれるので性能は抜群。フィルターもレンタルプランなら月額2,980円だけで定期的に無料交換してくれるのでコスパは抜群です。

業務用(購入タイプ)

amazonで購入できる物を紹介しているので価格はリンク先の価格を記載しています。

業務用ウォータークーラーは床置きタイプのもので、設置するのに工事が必要な物が多いです。学校などに取り付けられているタイプのもの。いくつか紹介していきます。

日立のウォータークーラー自動洗浄機能付 床置形RW-226PD

12万越えと決して安くはないのですが、どこかで見かけたことがある見た目のウォータークーラーですよね。流石は日立というところなのでしょう。機能面でいうと自動洗浄機がついているところが値段に反映されているといったところでしょうか。フットペダルと押しボタンの両方で水が飲めるので誰でも簡単に使いやすく衛生面がしっかりしているのでたくさん人が来る施設に設置するのはよいかもしれません。2017年4月に発売された機種。

Nishiyama(ニシヤマ) マイフレッシュウォータークーラー水道直結タイプ MF51P2

72,600円と先の物よりも安価ですが同様に自動洗浄、フットペダルと押しボタンの2種類で水が飲めるようになっています。ブランド名的に日立に劣るかもしれませんが、ニシヤマ(西山工業株式会社)はエスプレッソマシーンや全自動コーヒーマシン、スチーマーなど多くの製品を手掛け、OEM製品の生産なども行っているようですので技術力はピカイチの会社さんかと思います。

ナカトミ(NAKATOMI)のウォータークーラー

59,000円台と他2台と比べるとお手頃のナカトミのウォータークーラー。こちらはちょっと変わっている、グラスフィラーという蛇口の様な部分から出てくる水と、プッシュ式で飲める2種類の水の出し方が装備されています。

家庭用

ウォータークラーも卓上型で、家庭用に開発されたものもあるのでいくつかピックアップしてみました。

日立 ウォータークーラー 冷・温水兼用 タンク式 卓上形 RW1810BH

さきほどから、ウォータークーラーは冷水のみの物が多いと話していましたが、およそ10万円と安価ではありませんが、日立のこのウォータークーラーは温水件用の機種です。冷水と温水が同時に使えるのでなく、夏場は冷水、冬場は温水と切り替えが出来るタイプです。また、業務用で紹介してきたウォータークーラーは床置きで水道水直結型のウォータークーラーでしたが、こちらはタンク型で自分で水等を給水するタイプです。

冷水と温水を切り替えなのでうーんと思う点もありますが、お茶用のサーバーとして使う事もできるので、レアな使い方をする家庭ではいいのかなと。(いちおうサイズ感的に家庭用としても使えると思いますが、お茶専用として飲食店の業務用などに良いウォータークーラーかもしれません。)

家庭用ウォータークーラーはレンタルできないの?

実際ウォータークーラーは家庭用のものも紹介しましたが、天然水の宅配型ウォーターサーバーのように使えたほうが家庭向きだと思うんですよね。それでレンタル式のものであれば水道水を水道管からひいて冷水・温水を作ると言う意味ではレンタルできるものもあります。

水道水直結型(水道水ろ過型)ウォーターサーバー レンタル料金等の比較

一応メーカーさん的には「ウォーターサーバー」という言葉を使っていますが、ウォータークーラーの役割を果たしているウォーターサーバーです。こちらは宅配水ではなく水道水から水をひくので月額レンタル代のみで利用できます。あとほとんどの機種でお湯がでます。それでいて月額3千円くらい。~10万近く払ってウォータークーラーを買うのか、レンタルをするのかまあこれは好みの問題ではありますね。

ただ、当サイトで紹介している水道水直結型のウォーターサーバーは、サーバー内部にフィルターが含まれていて水道水の塩素などの除去を行ってくれる性能が高いものが多いので普通におすすめできます。

稀にあえてお湯がでない、水だけのものがよいという人もいるんですが、その場合は冷水だけの機械の購入を検討したほうがいいかもしれません。お湯出るとめっちゃ便利なんですけどね。

ウォータークーラー(冷水機)が設置されてある場所ってどんなところだろう

でもやっぱり、ウォータークーラーってあまり家庭用で使っているイメージが湧かないのですが、どんなとこに設置されているんでしょうか。

考えてみると、

  • 学校
  • 飲食店
  • 厨房
  • 銭湯
  • パーキングエリア
  • フィットネスジム

といった場所で設置されているので、やはりどちらかといえば業務用で家庭向けではないのかもしれません。

冷水機はそのなのとおり冷水しかでない機種が多いです。(それか温水冷水をスイッチで切り替えるやつとか)

単純に水道水を冷やしているだけなので天然水のウォーターサーバーなどが登場し家庭用はやはりウォーターサーバーが人気になっているといったところでしょうか。

冷水機が設置されている学校や飲食店やパーキングエリアなどは沢山の人が訪れる場所なのと無料で水をふるまうとなるとコストは抑えたいところ。

なのでレンタル型のウォーターサーバーを学校等においてしまったら莫大な水代がかかってしまうかもしれません。

ですから、設置場所によってはウォータークーラーはまだまだ活躍する代物なのかなと。

冷却機のメリットデメリット考察

宅配水型のウォーターサーバーと比較して冷却機のメリットデメリットを考えてみましょう。

メリットは維持費がかからない

冷却機を購入した場合の話ですが、宅配水やウォーターサーバーのレンタルの場合は毎月のコストとして4,000円~費用が発生します。維持費は水代のみになってきますので冷却機で水を飲む場合は水道水がほとんどかと思うので、ほとんど費用が発生しません。

デメリットはお湯が出ない等

お湯が出ない。一部お湯が出る機種もあるかとは思いますがほとんどの冷却機はお湯が出ません。宅配型のウォーターサーバーは冷水、温水でるので利便性と言う意味では少し劣ってくるでしょう。

他にもメリットデメリットはあるのですが、宅配型のウォーターサーバーと比較して一番の違いはこのあたりかなと思います。

水道直結型ウォータークーラー(冷水機)の仕組みや構造と衛生面

ウォータークーラーは基本的に水道直結型の商品が多いです。もう一つはタンクに自分で水道水やお茶などを入れて冷やせるタイプがあります。

水道直結タイプの場合、水道栓から直接水道水を給水し給水機内部にあるタンクに一旦水を為冷却し冷えた水を飲み口から出すという仕組みです。水道栓に直結しているのでタンクには自動給水されます。

購入型冷水機の衛生面は大丈夫?

上で紹介した購入タイプ、学校とかでおかれている冷水機の場合、自動洗浄機能がついている機種とない機種がありますが、どちらも基本的にメーカーの取扱説明書にそって掃除する必要があります。

自動洗浄機能がついている冷水機はタンクの水を排水し洗浄してくれますが、ついていない冷水機はタンクから水を出す作業などが必要です。(長時間タンク内に水をいれておくと水道水でも傷みやすい為)

※調査したところ、自動洗浄機能10万円以上の高価な冷水機についていますが10万円を切る冷水機はそういった機能がついていない印象です。

ろ過できる冷水機の仕組みと衛生面

この画像は上で紹介している楽水のろ過システムを説明した図です。

冷水機内部にこのようなフィルターが設置されていて給水した水道水をろ過し、塩素などの不純物を取り除きます。そして冷却をするという仕組みです。

フィルター交換は楽水の場合6ヶ月毎に交換や冷水機に冷水タンクの温度を70℃まで加熱し殺菌するクリーン機能もついているので衛生面の配慮は完璧です。