水道水にフッ素が2020年4月1日からはデマ！

もういいかげんデマ流すのやめません?w

２０２０年の４月から水道水にフッ素が添加されるというデマが出回っています。

デマが流れた理由としては、水道水って細かく悪い成分はこのくらいまでに抑えようという目標設定項目があるのですが、その項目にフッ素が加わったからです。
デマを流した発端は新聞社？だったのかな。フッ素が項目に加わったからフッ素が水道水に入る？みたいな感じでSNSを通してデマが広まっていったようです。

ただ、それは逆で、今までフッ素に対して水道水は目標値が設定されていなかったから、今後フッ素を「水質管理目標設定項目」に入れようぜ！っていう話で、つまり、トリハロメタンとか危険だから数値このくらいまで抑えましょうよ。という項目にフッ素も目標値はこれ以上上回らないように設定しようぜ！！！っていう改善をしたっていう話なんですよね。

以下引用です。赤文字とかは私が色付けしてます。

水道水における有機フッ素化合物（PFOS、PFOA）※1については、我が国の水道法による規制はなく、目標値等もこれまでありませんでしたが、令和２年３月２３日に開催された厚生科学審議会（厚生労働省）を経て、同年４月１日より、水道水質に関する基準等における位置づけが「要検討項目」から「水質管理目標設定項目」に変更されるとともに、「PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L※2以下」とする暫定目標値※3が適用され、国から通知される見込みです。

　水道局では、国から既に示された検査方法により検査を行い、給水栓における測定値が暫定目標値を超過した浄水所については、既に井戸水源の一部又は全部を停止する対策を実施しました。

　これにより、都内全ての給水栓において、PFOS及びPFOAの値が暫定目標値を大きく下回っていることを確認しております。

ちゃんと読んでもらうとわかると思うんですが、フッ素を50ng/L※2以下にしよう(今まではそういう目標値が無かったけど4月からは)という設定を設けたことにより、水道局はその目標に合わせてその水準を下回らないようにした。その結果、測定値が暫定目標値を超過した浄水所は停止する対策を実施したとのこと。

虫歯予防のために水道水にフッ素が入っている国もある

そもそも水道水にフッ素を入れることは危険なのでしょうか。

水道水フロリデーション

水道水フロリデーションという言葉があります。

水道水フロリデーションとは、むし歯を予防するために飲料水中のフッ化物濃度を歯のフッ素症の流行がなくむし歯の発生を大きく抑制する適正量（約1ppm）まで調整するという自然を模倣した方法です。

フッ素って歯医者でケアをする時に３０分くらい塗ったりしますよね。まあ虫歯予防としてフッ素は効果があるというのはみんなわかっていることです。水道水フロリデーションを行う事により他国では虫歯予防に効果を発揮しているようです。

これは日本でも一部の地域で実験的に行われていた時期はあったようですが、今では日本で実施されているところはないようです。

アメリカ・イギリス・ドイツ・オーストラリアのフッ素目標値

アメリカ等のフッ素（PFOS・PFOA）目標値はどんな感じなんでしょうか。

まず、WHOがフッ素については基準値なしというのが意外ですね。アメリカやイギリスドイツ、オーストラリアの数値を見てもらうと、日本の50 ng/L （暫定値）という数値は相当厳しく設定された水準であることがわかります。

まあ、最初にも述べた通り、今回、日本の水道水が４月からフッ素が添加されると言うのはデマであるということをいいたかったのですが、このフッ素についてはどうなんですかね。個人的には海外の水道水フロリデーションをやっている国では虫歯予防の一定の効果は見られているし、普通に入っていても問題はない気もしますけどね。味に関してはどうなるんでしょうね。。。まあ日本ではフッ素が添加されるわけでもないし気にする必要はないんですけども。。。

個人的にはフッ素が入りましたよってなったら水道水を飲むことはまずなくなりそうな気がしますね。それか水道直結ウォーターサーバーなどを使っても良いのかな。普通に宅配型のウォーターサーバーを飲み水や料理にの水につかって、水道水にフッ素が入っていれば虫歯予防というのも悪くはないですが、数年前から、水道局が東京水とか水道水を販売したり、水道水は安全だから飲んでくれ的なPRを始めているじゃないですか。

たぶんフッ素が添加されたら、水道水を飲む人って今より少なくなる気がするんですよね。最後どうでもいい話になりましたw