サントリー南アルプスの天然水。ペットボトルのミネラルウォーターで日本一売れている商品で慣れ親しんだ方も多い超有名商品がウォーターサーバーで飲めると聞いて実際に使ってみました。
当サイトウォーターサーバーの王様では、実際にウォーターサーバーを試してみて良い点、悪い点を正直に口コミしています。サントリーにも遠慮せず辛口トークで行きたいと思います。
辛口と言いましたが、まずは良かったところから。
気になるサントリーのウォーターサーバーを実際に使ってみて素直に個の機能が良かったという点をレビューして行きます。
まず、南アルプスの天然水うまい!ペットボトルで飲むよりもなんかうまかったです。おそらく適温に冷えているから美味しく感じるのでしょう。
※1ℓあたりに含まれる成分
宅配水 | ナトリウム | カルシウム | マグネシウム | カリウム | 硬度 | pH |
---|---|---|---|---|---|---|
4.0~10mg | 6.~15mg | 1.0~3.0 mg | 1.0~5.0 mg | 30mg | pH7.0 |
南アルプスの天然水が冷水でおいしいの良いのですが、お湯を使えるもの大きいです。
まず、サントリーのウォーターサーバー後で解説していきますが、性能がかなり高いです。かゆい所に手が届いている流石大手といったウォーターサーバーなのですが、サントリーのウォーターサーバーは月額レンタルが無料です。これは嬉しい。実際に今まで試してきたウォーターサーバーで同じ機能が付いているものだとレンタルが有料のモノがおおいのでこれはまず褒めておきたい点です。
おいしさキーパーはサーバー内部の雑菌を抑え常に衛生的な水をキープする為の機能。これが楽でした。定期的に掃除モードとかのボタンを押さないでよいのが楽で良かった。使い方はウォーターサーバーの後ろにあるボタンをONにして写真のとおり「おいしさキーパー時刻設定」の時間設定をするだけ。予約設定ですね。手動で動かすこともできます。
おいしさキーパーは熱湯をサーバー内部に循環させて雑菌から守るシステムで動作中はウォーターサーバーが2時間使用が出来ません。なので動作させる時刻は寝ている時間帯や外出時など都合の良い時間帯に動かすのが良いです。
作動中はおいしさキーパーのランプが点灯し、ランプが消灯した後1時間後くらいに適温の冷水が飲める状態になります。
衛生面がしっかりしているところは安心感ありました。
サントリーをウォーターサーバーの特徴の一つが4段階の温度設定。冷たいきんきんに冷えたお水も良いですが、たまに弱冷のお水も飲みたくなりますよね。自由に設定できます。
温度はどのくらいなのかを計測もしておきました。
温度は使用状況によって変化しますが、サントリーの売りでもある4段階の温度調整機能を使ってみました。
通常時の温度は、お湯が82.2℃、冷水が8.8℃でした。ちょうど良い温度だと思います。水も口当たり良し。
「弱温」「弱冷」というボタンがありまして、お水だけ弱にすることも、温水だけ弱にすることもできますし、写真の通り赤ランプが点灯している状態が弱モードが動作している状態です。
エコ系のモードはほとんどの会社が設定すると温水も冷水も弱になるところが多いのですが、サントリーは片方でもいけるというのは痒いところに手が届いているなあと感じます。
今回は両方とも試してみましたが、温水が70.2度、冷水が12.6℃と言う温度に。個人的に冷水はこのくらいの温度もありだと思います。冷え冷えなのもおいしいのですが、このくらいの温度だとまろやかさをより感じることが出来るかなと。
4段階といっているのですが、もうひとつ売りがあります。「再加熱」ボタンです。こいつを2秒長押しすると、お湯が再加熱されます。86.3℃まで上昇しました。再加熱する時間は時々によって異なるのと、MAX92℃まであがる機能です。
再加熱ボタンを2秒長押しし、点滅中は再加熱中なので点灯するまで待つ感じです。
サントリーのチャイルドロックめちゃくちゃ良いです。一人暮らしや子供がいない家庭ってチャイルドロックって邪魔じゃないですか?私はチャイルドロックお湯も邪魔なのでいらない派なんですが、私の様な人間にも最適化されたチャイルドロックです。
まず、子供がいるご家庭。お湯を出すボタンの高さは2歳くらいのお子さんであれば手を伸ばせば届いてしまう高さ。
通常のチャイルドロックでも真ん中のボタンを長押しで解除なのでそうそう解除される事は無いでしょうが、物理的に手が届くのが怖いですよね。そういう不安が解消されています。
毎回毎回設定するのは面倒ですが、扉をあけたボタン達の右側に「チャイルドロック」がもう一つあって、長押しで設定する事で、外側についているボタンを操作できなくなる設計になっています。使わない時はこれを設定しておけばまず安心ですね。
動画の方がわかりやすいので撮影しておきました↓
逆にチャイルドロックお湯もいらないんだよね!という要望にも答えてくれる
逆にロック機能を解除できるボタンが扉をあけたボタンのところに温水・冷水共にあります。
「お湯」「冷水」それぞれ赤ランプ点灯で外側のロック機能を解除でき、ボタン一つで温水、冷水を出すことが出来る!大人だけでウォーターサーバーを使う。一人暮らしだからチャイルドロックなんか必要ないという家庭にも使い勝手が良い形に最適化が出来る設計です。素晴らしい。
こちらも動画の方がわかりやすいので撮影しておきました↓
ちなみに、お湯も冷水もチャイルドロックを解除できるウォーターサーバーは今のところコスモウォータースマートプラスと、サントリーウォーターサーバーだけです。
次は辛口でいきます。サントリーウォーターサーバーのココはちょと残念だなあと感じた悪い点。
写真は他社のウォーターサーバーとの集合写真ですが、左がサントリーのウォーターサーバーです。2倍とか大袈裟なでかさではないのですが、他社のウォーターサーバーと比較するとでかいです。
他社ウォーターサーバーとサイズを比較してみましょう。
サーバー | 横幅 | 奥行 | 高さ | 重さ |
---|---|---|---|---|
370mm | 450mm | 1240mm | 26kg | |
290mm | 350mm | 1110mm | 24kg | |
300mm | 340mm | 1100mm | 20kg |
人気サーバー2機種との比較では横幅、奥行、高さ、重さ、すべてサントリーが一番デカイ結果に。
大きさはそこまで気にならないですが、重さが26kgと重たく移動が大変でした。実際ウォーターサーバーの移動頻度はそこまでやらないですが。一人で移動するのはかなりきつい重さです。腰痛めるレベル。比較したフレシャススラットも性能が良いウォーターサーバーなのですが、24kgと重たいです。性能を詰め込むとウォーターサーバーが重たくなっちゃうんですかね。
床が柔らかいところには絶対置けないですね。
空になった天然水ボックス内のビニールパックを取り出して畳むと以下の様になります。段ボールがゴミになるのが若干マイナスポイントかなと感じました。パックはかさばらず捨てることが出来ます。
ここもあえていっておきます。天然水のウォーターパック(ダンボールつき)は1個7.8L。平均的なウォーターサーバーのボトルは12ℓなのでやはりそれらと比較するとお水がすぐなくなるので交換頻度が固くなるなあと感じました。ただし、この点に関しては、開封したお水はなるべく早く飲んだほうが衛生的なので早く飲みきれるのは逆にメリットでもあるといえます。
宅配水をサーバーに設置するのがちょっと面倒でした。動画は初期設定の動画なのですが、段ボールのミシン目を切るのが一個普通のウォーターサーバーではやらない動作なので、ここは改善の余地があるかなあと。
段ボールのまま、上の動画の様に切り取り線を切ってウォーターサーバーに設置します。慣れれば不便さはそこまでないんですけどね。
天然水ボックスの準備が整ったら上の写真のようにさきほど開けた部分を下向きにしてウォーターサーバーの中に入れます。一番奥の壁まで押しこみます。
後は黒いレバーを右から左にぐっと移動させる。これで天然水ボックスはウォーターサーバーにセットされます。すごく変わってますね。
あと、水の減りがわかるようにダンボール部分を写真の様に切り取ることが出来ます。
悪いと感じた点はこの4点くらいです。
次は天然水ボックスと南アルプス天然水についてレビューしていきます。
天然水ボックスは非常にコンパクトです。宅配時の状態は↑写真の左の状態で梱包されています。開封して上に積むと写真右側のような感じです。7.8リットルのパックなので非常に軽く、見た目が他社と比べるとかなり小さいコンパクトサイズ。
比較するとわかりやすいです。左サントリーの天然水ボックスで、右が他社の12リットルタイプのボトルです。
この天然水ボックスウォーターサーバーに設置する宅配水としてはかなりユニークです。BIB(バックインボックス)というタイプで、ウォーターサーバーに設置しないで常温でそのまま飲む宅配水で良く見かけるタイプです。
なぜ、このような形になったのか。調べてみたところ、実はこれは光等を遮断し保存している時も水を衛生的に保つための配慮。徹底していますよねサントリー。
悪い点では、このダンボールを捨てるのが面倒ではあったのですが、メリットもあったということです。
サントリーウォーターサーバーは家庭向けではスマートプランというレンタル無料のプランが用意されています。なのでスマートプランで申込しておくのが無難ですが、宅配水をたくさん飲む方や法人などはバリュープランがおすすめです。また、レンタルではなく購入プランもあるのでプラン毎に料金の比較を行ってみます。
プ ラ ン |
サーバー 代 |
宅配水の料金 | 毎月コスト比較 サーバー代 + 天然水3箱【23.4L】 |
毎月コスト比較 サーバー代 + 天然水6箱【46.8L】 |
毎月コスト比較 サーバー代 + 天然水9箱【70.2L】 |
休止手数料 | 契約期間 | サービス 途中解約 |
ココがポイント! | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0円/月 | 1箱1250円×3=3,750円 | 3,750円 | 7,500円 | 11,250円 | 1,000円 (2ヶ月以上 連続の停止) |
2年 | 15,000円(12ヶ月経過前) 9、000円(12ヶ月経過後24ヶ月経過前) |
レンタル無料! | ||
1,000円円/月 | 1箱1,050円×3=3,150円 | 4,150円 | 7,300円 | 10,450円 | 0円 | 2 | 15,000円(12ヶ月経過前) 9、000円(12ヶ月経過後24ヶ月経過前) |
月6箱以上なら バリュープランが得 休止手数料が0円 |
||
48,000円/一括 | 1箱990円×3=2,970円 | 2,970円 | 5,940円 | 8,880円 | 0円 | なし | なし |
お水代が割引 3年保証 (故障の無償交換) 休止手数料が0円 |
プラン毎に比較すると毎月のランニングコストがだいぶ変わってきました。一番ランニングコストが安く済むのは、購入プランです。一括購入しかできませんが、購入後は宅配水代だけ。しかも宅配水代が大幅割引になります。
比較表にそって、解説していきますね。
ノルマという表現ではないのですが、宅配水をまったく注文しない場合休止手数料という手数様が存在します。
プラン名 | 休止手数料 |
---|---|
スマート | 「直近2ヶ月間天然水ボックスをご購入されなかった場合」月額1,000円の手数料が発生 |
バリュー | 休止手数料なし |
購入 | 休止手数料なし |
休止手数料は、2カ月連続で購入が無い場合で、サーバーレンタルが無料のスマートプランのみです。有料レンタルプランのバリュープラン、購入プランはなんど休止しても0円。煩わしい手数料が嫌という方はバリュー、購入プランがいいかもです。
解約する際の手数料は購入プランはかかりません。サーバーのレンタル代の回収費用と考えるといいですね。サントリーに限らず、レンタルプランは途中解約でほとんどの会社が解約手数料が発生します。12ヶ月と24ヶ月で手数料に差をもうけているのでかなり良心的な設定です。
プラン名 | 解約手数料 |
---|---|
スマート | 12ヶ月経過前の解約の場合15,000円 12ヶ月経過後24ヶ月経過前の解約の場合9,000円 |
バリュー | |
購入 | なし |
以上、料金的な解説でした。サントリーは今キャンペーンやってます。
「新規申込で天然水ボックス2箱」
「他社から乗り換えで天然水ボックス2箱+JCBギフトカード8,000円分」
このチャンス、チェックしておくといいかもしれません。
サントリーのウォーターサーバーを契約する前に良くある疑問に答えます。
支払い方法は以下3パターンです。マイページから手続きが可能です。後払いの場合決済手数料が発生します。
支払い方法 | 備考 |
---|---|
クレジットカード | VISA/MASTER//JCBダイナース/アメックスで支払い可能 |
預金口座引き落とし | 引落日は毎月23日(営業日外は24日以降) |
後払い(コンビニ・銀行振込) | 15日前後に振込用紙送付。決済手数料200円/月が発生 |
できます。会員「マイページ」があるのでそこから、追加の注文や定期配送のお届け日の変更などが可能です。PC、スマホ対応。電話での対応も行っています。
初期設定は基本的に自分で行います。有料500円で初期設定を行ってくれるサービスも用意されています。
私は初期設定を自分で行いましたが、ウォーターサーバー自体は最初クロネコヤマトの引越サービスを業務としているヤマトホームコンビニエンスが運んできます。水とウォーターサーバーを同時に宅配してくれました。ウォーターサーバーを梱包している段ボールは玄関で外し、ウォーターサーバー自体を部屋のおきたい場所まで運んでくれました。そこから自分で設定をする感じですが、正直説明書をみれば誰でもできるので自分でやることをおすすめします。
電気代は通常のモードで動かして1時間1.4円という数値が出ました。24時間つかったことにして計算をすると1日33.6円、30日間で1,008円という数値になります。
弱冷、弱温機能を使った状態の電気代も計りました。1時間1円という数値が出ました。24時間で24円、30日で720円となりましたので通常時よりもしっかり安くなっていました。
ほぼかからない手数料ですが、一応説明しておきます。サントリーのウォーターサーバーをお申込みして、契約が開始されるのは、機材を設置した日からです。
例えば、お申込みをして機材をお家に送るためにサントリーは手配をしているので、やっぱりやめた!というのはサントリーも困ってしまいますよね?
そのため、やっぱり契約したくない場合は、機材設置予定日の3営業日前までにお客様センターに電話をしてその旨伝えなければいけません。期限経過後に取消しの場合「サーバー持ち戻り手数料」機材1台あたり6,100円が発生します。
騒音をチェックするアプリで計測したところ47.83dBという数値でした。他社と比較しても静かな数値です。
この数値はウォーターサーバー本体に直接つけての計測なので、耳をウォーターサーバーにあてた時の音量と考えてよいものなのかと思われます。
実際に離れたところから、ウォーターサーバーの音に耳を澄ませてもまったく音は気にならないレベルです。
天然水ボックスの中のお水が空になり、交換時に出したパックと、そのパックの中に入っているお水をビーカーに出した状態です。(水滴は別の水なので気にしないでください。ふき忘れました)
結果、およそ25mlという数値が出ました。これも優秀。平均的に50mlくらい残っている事が多いのですがかなり少ない残量といえます。
ウォーターサーバーを解約し、返却時に行う作業として「水抜き」というタンク内に残った水をすべて出し切る作業を行うのが一般的です。
ほとんどの業者はサーバーの後ろに「水抜きキャップ」がついていてそこから自分で抜くわけですが、これはあまりなれない作業で正直手間です。
サントリーはこういった手間を取らせないというのも契約が終わるお客さんにも取らせないという意味合いがあるのではないかと思いました。(勝手な想像ですけど)
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