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ウォーターサーバーの製造メーカーは韓国産が多い?日本製にこだわる?

※写真は、ウォーターサーバー本体の裏面に貼ってあるシール。ここに製造国が書かれているので実際に試したウォーターサーバー達を中心に(試していないのも含め)ウォーターサーバー本体の生産国を調べてみました。

目次

ウォーターサーバーの製造は韓国が9割!日本製は希少

結論から言うと、ウォーターサーバー本体の製造国は韓国製が非常に多かった!なぜでしょう。コスト的に安く済むから?性能面でも高い技術があるから?おそらくこういった理由が元なのでしょう。

それでは、ウォーターサーバーの裏面に書かれている生産国を写真に収めておいたのでご覧ください。

↑コスモウォーター:韓国

↑プレミアムウォーター:韓国

↑フレシャスdewo:韓国

↑フレシャスslat:韓国

↑サントリー:韓国

↑クリクラ:韓国

↑クリクラミオ:韓国

↑アクアクララ:中国←お!

とまあ、こんな感じです。ほぼ韓国製。

↑キララ:日本製!!!

さて、なぜこんなにも韓国製のウォーターサーバーが多いのでしょうか?私の憶測もかなり含みますがウォーターサーバー事情を考えながらその理由を考えてみたいと思います。

強いこだわりを感じる日本製ウォーターサーバー2社紹介

ほぼ韓国製ですが、中には日本製のウォーターサーバーも存在します。韓国製でも独特なデザインのものはたくさんありますが、日本製のウォーターサーバーはデザインやシステムに強いこだわりを感じます。

日本製のウォーターサーバー2社を紹介しておきます。

キララ– 部品のほぼすべてを自社生産

500ml換算
86円
1回の注文単位
28.8L(4パック)
電気代目安
1,300円程度
サーバーレンタル料金
1,200円
毎月かかる料金目安
6,200円~
ボトルタイプ:使い捨て(ワンウェイ方式)

キララのウォーターサーバーのデザインは20台以上のウォーターサーバーを使ってきた私が唸ったデザインです。他社に似ているモノが無い唯一無二といえる見た目です。そして炭酸水がウォーターサーバーで飲める飲めるという革新的な機能をつけたこだわりがすごいです。

天然水もウォーターパックで衛生的、今流行りのいいとこどりでユニーク。これは独自開発で部品を作る技術があるからなせる技なのだと思います。料金が高いのがネックなんですけどね。

富士の湧水 – 日本製で独特なDパック

富士の湧水サーバーとDパック
天然水料金
Dパック 1,524円(12L)
Dパック 1,334円(8L)
500ml換算
64円
1回の注文単位
2個~
1,524円 × 2本 =3,048円
電気代目安
約700円
サーバーレンタル料金
762円
毎月かかる料金目安
3,810円~
配送エリア:本州・四国・九州・北海道 ※沖縄・離島は対象外地域ボトルタイプ:使い捨て(ワンウェイ方式)

富士の湧水も日本製のウォーターサーバーです。めちゃくちゃ秀でた特殊な機能があるか?と問われるとそれは無いウォーターサーバーですが、やはり見た目が独特でユニークです。

富士の湧水は、おいしい富士の天然水を美味しく飲んでほしいという気持ちが伝わってくるというか、ウォーターパックを薄いダンボールで取り囲み光の遮断(取り付け時にはずせる仕様)をしていたり温度調整が4段階あったりと、日本人のおもてなし感がでているかなと思います。

レンタル料金は発生しますが、天然水が500ml換算で64円と格安なのも魅力。

韓国はウォーターサーバーの先進国であり日本は水に恵まれた国だから後進国?

ウォーターサーバーの構造はお湯、冷水を保温しておくことがメインですからあまり高い技術が必要とは思えませんが最近進化しているウォーターサーバーはかなり拘っているものも多いです。韓国だから日本だからという製造国が変わるだけで性能がガクンとおちる、上がるということはあまりない様に思います。

といいますか、お隣、韓国という国のウォーターサーバー事情を調べてみると、実は日本よりもかなり早い段階で韓国国内で普及していることがわかります。賃貸物件にウォーターサーバーが備え付けられていたりすることもしばしばらしい(知人談)。クールクー(CoolQoo)によると、今韓国では宅配型のウォーターサーバーから水道水直結型のウォーターサーバーに切り替えている人が多いのだとか。

つまり、日本よりもウォーターサーバーは進んでいる先進国であると。日本は今でこそウォーターサーバーが普及してきましたが、元々水に恵まれた国な為ウォーターサーバーが他国に比べ必要性が低かったから出遅れたのではないでしょうか。

ウォーターサーバー本体自体は先進国の技術を借りるというのがよいのかもしれません。そしてウォーターサーバーって本当に特殊な市場で日本の市場規模は1,000億円を超えていて年々伸び、ミネラルウォーター市場の2,000億円に迫る勢い。なのにです。なのにウォーターサーバー事業で成功している企業は世間一般ではあまり名の知れていない企業ばかり。実はこのあたりにも韓国にウォーターサーバー本体を頼っている理由がある気がします。(憶測ですけど)

まあとにかくウォーターサーバー本体は別に韓国製で問題ないんじゃないですか?ウォーターサーバーで一番大事なのは「水」ですし、それにいまどきメイドインジャパンが世界一なんていつの時代の話やというのもありますし。携帯だってテレビだって日本以外の製品のほうがというのもあるじゃないですか。

ウォーターサーバーに関して言えばRO水か天然水を飲むことになるわけですが、日本が恵まれているのは天然水がたくさん飲めると言う点なので、ウォーターサーバー本体の価格面、性能面を韓国製で担保できているのなら合理的で良いと思うんですよね。日本の富士の天然水とかは今後アジアでも人気になるのではないかしら。今でも人気なのかな?日本は漫画とかゲームとかもそうですけどこれからソフトが強い時代なのかな。

最後どうでもよい話になってしまいましたので今回はこのあたりで。