蜂蜜とお水をまぜたハニーウォーターの健康効果やはちみつダイエットについてさぐっていきます。
ハニーウォーターの作り方はめっちゃ簡単です。
蜂蜜と水、もしくは白湯をまぜるだけ。
蜂蜜の分量は小さじ1~2程度。好みによって、ショウガやレモンを足してもおいしく頂けます。
あと、はちみつは45℃の熱で栄養素が壊れていき、60℃以上でほぼ栄養素が壊れてしまうので白湯で作る場合は人肌くらいが目安になります。
効果などについては後で解説しますがはちみつ水を作る上で一番注意したいのが、蜂蜜そのものに注意が必要です。「蜂蜜」には純粋の蜂蜜と偽物の蜂蜜があります。
昔から蜂蜜は健康的な食べ物とされてはいますが、よいとされているのは天然のまま加工されていないはちみつです。
ですが、スーパーなどで安く手に入る蜂蜜の中には、甘さをごまかすために「水飴」などの人口的な糖を加えている「加糖はちみつ」と、天然成分が除去された「精製はちみつ」が存在します。
また、やっかいなのが、「純粋はちみつ」と歌っている商品でも加熱処理を加えていて本来の「はちみつ」の栄養素がなくなっているはちみつも存在します。
じゃあどうやって見分けるの?という話ですが、見た目で見分けるのであれば「白く結晶化」するかどうか。本物のはちみつは15℃くらいで結晶化します。
本物のはちみつの値段はやはり「加糖はちみつ」に比べると高いですから純粋はちみつと歌っていても値段が安いものは本物ではない可能性が高いのかなと。
加熱処理していない生の純粋はちみつはスーパーで買うのも良いですが、ネットのはちみつ専門店などで購入するのもおすすめです。
ネット通販はアマゾンなどで買うのもよいのですが、やはりそれだと、純粋はちみつを見分けるのが難しいので専門のオンラインショップがおすすめです。一つ紹介しておきましょう。
みつばちの詩工房というはちみつ専門ショップです。
この会社は昭和5年から養蜂業を営む会社。石川県の金沢で直営のはちみつカフェも運営しています。はちみつ関連のはちみつカレーや飲み物などこだわりのはちみつが売っているのですが、ネットで購入ができます。↓
ハニーウォーター(はちみつ水)は水とはちみつをまぜただけの飲み物なので、はちみつから得られるメリットや健康効果について探ってみましょう。
はちみつには27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノール、ビタミンなどの栄養素が含まれています。
糖質制限が流行っていますが、糖質には「単糖類」「二糖類」「少糖類」「多糖類」といった種類があります。
単糖類(たんとうるい)は他の糖類と比べ、分子を分解する必要が無く、すぐに栄養として吸収しエネルギーとして使う事ができます。
はちみつが疲労回復によいとされているのはそのためです。
食べる以外にも。はちみつの「グルコン酸」には殺菌効果があります。現代ではあえてはちみつを使う必要もないですが、昔の人々ははちみつを外用薬として利用していたという話もあるそう。
古代ギリシャでは医学者のヒポクラテスが炎症や潰瘍、吹き出物などに対する蜂蜜の治癒効果を称賛
はちみつ関連の化粧品もありますよね。古代ローマの皇帝の妻は、はちみつを活用したローションを使っていたそうです。
これは意外ですよね。あの甘いはちみつが歯石予防をするなんて。歯石予防については、はちみつのサプリ等の製品を多く世に出している山田養蜂場と福岡医療短期大学の教授の研究結果から歯石の予防をするという結果がでています。学術しにも取り上げられ科学的に立証されています。
はちみつの中でも褐色の濃い色のはちみつが特によいそう。
安眠効果。はちみつに含まれているトリプトファンという成分が、ストレスを和らげるセロトニンを分泌させ安眠効果が期待できます。
健康効果が期待できるのはわかる。でもはちみつでダイエットができるって本当なのか?と疑問に思う方も多いと思います。
はちみつの栄養成分は主要成分として以下のような構成です。
脂質 | 0 g |
---|---|
ナトリウム | 7 mg |
カリウム | 13 mg |
炭水化物 | 81.9 g |
タンパク質 | 0.3 g |
100gあたり約294kcal
最近はやりの糖質制限ダイエットをしている人からみると、まず目につくのは炭水化物じゃないでしょうか。
ちなみに砂糖のカロリーは384kcal/100gなので、砂糖よりもカロリーは控えめです。
カロリーが砂糖よりも低く甘みが強いのでその点だけ見ても普段とっている砂糖を蜂蜜に変えるだけでも効果はあるっちゃあるのですが、でも結構炭水化物がありますよね。
糖質制限ダイエットなどが流行る中、GI値、GL値という言葉を耳にすることがあると思います。GI値が低い食品は血糖値の上昇がすくなく、簡単にいえば太りずらい食品であるとされます。蜂蜜はどうなのか?を一応しらべておきました。
蜂蜜のGI値は58(GI値は100gとった場合の数値)
低GIとよばれる食品は50程度とされていて、あれ実はそこまで低くはない?で、最近良く言われてきたのが低GIっていっても量によって沢山食べてしまえば意味が無い摂取する量によって血糖値の上昇は変わってくるよね。という点を踏まえGL(グリセミックロード)という指標が注目されています。
ということで、25gの蜂蜜で計算すると GL値は12となりました。
ハニーウォーターは好みの量もあるでしょうが、まあ一杯につき25g以下であれば低GIといってよいのかと思います。
で話は戻りますが、蜂蜜を食べてなぜ痩せるのかという点ですが、蜂蜜は寝る前にとることでダイエット効果が期待できます。
そのメカニズムは、成長ホルモンをうまく活用しようという点にあります。
成長ホルモンとはざっくりいえば寝ている時に分泌され、骨や筋肉の修正や代謝などが効率的に行われるのですが、しっかりとした睡眠中に分泌されます。
そして、それを促すには、ある程度の糖質などの栄養も必要になります。
つまり、糖質制限などを行っていて、まったく糖質を過度に制限し過ぎていたりすると、この成長ホルモンの分泌を妨げ、効率が悪くなっているということ。
先に説明したとおり、はちみつは単糖類(たんとうるい)なので、吸収がはやくすぐにエネルギーとして働いてくれるのではちみつはその役割を果たすのに最適ということです。しかも、安眠効果の期待もできるため睡眠の質が向上する期待が出来る。結果的にダイエットに繋がるという話なのでしょう。
ハニーウォーターや蜂蜜をそのまま食べると痩せるというのはそういった理由があるので、ある程度糖質を制限している人が行うダイエットなのかなーと個人的には思っています。
本格的なはちみつダイエットで評判のよい本をリンクしておきます。
こういった食品はデメリットや注意したい点もあるのであわせて確認しておきたいことを書いておきます。
この、蜂蜜と健康的なテーマで絶対に書いておかなければいけないこと。
はちみつは、1歳未満の乳児・赤ちゃんには絶対に飲ませたり、食べさせてはいけません。
たまに悲しいニュースを見かけますよね。食べさせてはいけない理由は、蜂蜜にはボツリヌス菌という菌の芽胞が混入している危険性がある食べ物とされていて、赤ちゃんがそれを口にしてしまうとボツリヌス症を起こし最悪死にいたることがあるためです。
やはり本物の蜂蜜は、ハチが自然に作って水分をしっかりと飛ばしたもので所謂、自然食品なので高価な食べ物です。冒頭でも触れていましたが安物の蜂蜜は偽物が多い。偽物と言うか、砂糖など人工の甘味料が含まれているので健康の為に蜂蜜を摂取していたのに実は砂糖の塊だったなんてことが。ここは注意が必要です。
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