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コスモウォーターvsフレシャス人気の2台を実際に使った私が比較

人気のウォーターサーバーで名のあるコスモウォーターとフレシャスをVS形式で比較してみました。両者、ウォーターサーバーは数種類あるのでエース級ともいえる機種同士の対決で行きたいと思います。

コスモウォーターからはコスモウォーター スマートプラス
フレシャスからはフレシャス スラット

今回はこの2台の対決です。

目次

フレシャススラットとコスモウォータースマートプラス一般5項目で使いやすさ対決

まずは使いやすさ対決で行きたいと思います。

ウォーターサーバーで一般的についている機能やボトルなど両者が共通する点でどちらが使いやすいかの対決です。

  • お水ボトル設置のしやすさ
  • チャイルドロック対策と柔軟性
  • お水の注ぎやすさ
  • ウォーターサーバーのサイズとデザイン
  • 宅配水の使い終わった後のゴミ

お水ボトル設置のしやすさ

まずボトルの設置のしやすさですが、双方とも足元から設置できるウォーターサーバーです。

ボトルのサイズは以下の通り。

機種 容量
フレシャス スラット 9.3L
コスモウォーター スマートプラス 12L

実際にこの2台とも私設置経験があるんですが、両方とも非常に楽でした。フレシャススラットのほうが軽いのですが、コスモウォーターのスマートプラスはボトルをバスケットに一度設置することで重さを感じさせない工夫がなされています。なので、設置のしやすさ敵に言うと引き分け。どちらも業界水準トップの設置のしやすさと言ってよいかなと思います。

スマートプラス↓の設置動画(前半でボトルを設置するシーンを撮ってあります)

スラットの設置シーン(こちらも前半に設置の撮影シーン撮ってます。)

チャイルドロック対策と柔軟性

子供がいるご家庭は気にしておいたほうがよいチャイルドロックですが、こちら双方優秀です。しいていえば個人的にコスモウォーターのほうが優秀かなと思ってます。

まず、スラットなのですが、ウォーターサーバーの高さが1メートル11センチあります。その一番上部にチャイルドロックがあります。

ボタンは写真のとおりで小さいボタンを長押しする感じ。

評価できるポイントとしては、1メートル11センチの上部に設置する事で子供の手が届きずらいという点かなと。やけどの事故がおきるケースとしてはぶら下がったりしてイタズラが出来てしまうコックのウォーターサーバーで事例が数件あります。スラットのようにチャイルドロックが物理的に届きにくい設計は素晴らしいでせう。

対して、コスモウォーターのスマートプラスですが「鍵」がお湯と冷水のコックについている仕様です。

この「鍵」は左、真ん中、右と動かすことが出来るのですが、右側に移動するとお湯、冷水共に出すことができなくなる仕組みのチャイルドロックです。
そして、右に移動させてから鍵を抜くことができるので、子供が間違ってお湯を出してしまう事が限りなくゼロに近い仕組みと言えます。

それと私がこのチャイルドロックを評価している理由が「子供が家にいない一人暮らしや2人暮らしなのでチャイルドロックが自体が邪魔」という方にはぴったりということ。お湯に関してもチャイルドロックを完全に解除させることができるのです。

僅差ではありますが、チャイルドロックに関してはコスモウォータースマートプラスの勝利。

お水の注ぎやすさ

注ぎやすさは好みもあるかもしれませんが、フレシャススラットに軍配があるかなと思ってます。

まず、コスモウォーターの注ぎ具合ですが、決して悪くはない無難な設計と言ったところ。

上の動画のようにコスモウォータースマートプラスの水の出し方はレバーにコップ等を押し当てて出す形式になっています。普段、コップにお水やお湯を注ぎ飲むというだけであれば満足して使えると思いますが、鍋やコーヒー等々を入れる時若干使いずらいかなと個人的には思っています。まあ普通に十分便利なんですけどね。

対して、フレシャススラットなんですが、蛇口は一つで冷水、温水がボタン式で出すことが出来る設計です。コップ等を置く受け皿が広いので色々な利用シーンに対応している点が優れていると思います。

上の動画のように注ぐ事ができるんですね。
例えば、哺乳瓶にお湯をそそぐ時なんかが便利。哺乳瓶は手で持ったままだと熱いですよね。受け皿に置きピンポイントでお湯を注ぐ事もかなり簡単に出来る設計です。

ウォーターサーバーのサイズとデザイン

フレシャス・スラット
サイズ 横幅:290mm
奥行:350mm
高さ:1,110mm
重さ 24kg

コスモウォーター スマートプラス
サイズ 横幅:300mm
奥行:340mm
高さ:1,100mm
重さ 20kg

横幅はフレシャススラットのほうが10mm小さく奥行きと高さはスマートプラスのほうが10mm小さいというほぼ同じくらいのサイズ感です。

実際に2台とも使ってみたところ、サイズ感はいい感じだと思います。でっかくて圧迫されるという印象もあるウォーターサーバーもあるにはあるのですが、比較して2台ともちょうどよいかなと。

実はこの2台ともグッドデザイン賞を受賞しているウォーターサーバーなのですが、デザイン面だけだと、圧倒的にフレシャススラットの方がおしゃれかなと思います。

宅配水の使い終わった後のゴミは引き分け

コスモウォーター12Lとフレシャススラット9.3Lのボトルはどちらも使い終わった後写真のように小さく潰せて捨てることができるので引き分けです。

サイズはフレシャススラットのほうが9.3Lで小さいですが、これに関しては特に小さい方が良いという事はありませんでした。

ウォーターサーバーの普段使う頻度が高い機能に関しては、使い勝手はどちらも甲乙つけがたしかなと。

加熱機能など特殊機能はフレシャススラットのほうがコスモウォーターより優秀

続きまして、コスモウォータースマートプラスとフレシャススラットの特殊機能の差をみていきます。

比較箇所 スラット スマートプラス
エコモード
スリープモード ×
再加熱機能 ×
常温水 ×
自動クリーンシステム

エコモードとスリープモードなど全体的な節約機能がスラットに軍配

コスモウォータースマートプラスのエコモードは作動中お湯を使う事ができません。6時間後にエコモードが自動的に解除され、解除後30分で元の温水の温度に戻る機能。

一方のフレシャススラットはのエコモードは温水の温度を 70℃~75℃に落として、消費電力を抑える機能です。

根本的にエコモードでもこの違いは注意が必要ですね。コスモウォーターの場合は、就寝前などに使う簡易的なものなので、こちらもやはりスラットの勝利です。

もうひとつの節約系の機能スリープモードはフレシャススラットについている機能です。

フレシャススラットのスリープモードは部屋が暗くなったら自動で動作します。動画、部屋を暗くした時にランプが点滅し左側のお湯のオレンジランプが緑に変わります。この状態はお湯のヒーターが切れた状態なので消費電力の削減になるというわけです。部屋が明るくなるとまたヒーターが再開されるので、明るくなってすぐ飲むことはできませんが、就寝時いちいち手動でボタンを押す必要が無いので楽。(この設定は任意で設定できます。)

温度管理も常温・再加熱のお湯が飲めるのでスラットの勝利

コスモウォータースマートプラスは、温度に関しては温水・冷水のみ。フレシャススラットは、温度管理が素晴らしいです。常時、写真のボタンのとおり、左から温水・常温水・冷水を飲むことができます。そして、リヒートボタンを3秒タッチすることでお湯の再加熱を行う事が可能。

温度管理もフレシャススラットが勝利です。

自動クリーンシステム

コスモウォーターもフレシャススラットも自動で定期的に熱水を循環させ衛生面を保つ機能を兼ね備えています。

フレシャススラットは、オートピュアキープシステムという電源プラグを入れてから5 日間(120 時間)毎に自動で温水を配管内に循環させてサーバー内の衛生を保つ機能。とフレッシュモードというこちらも同様に電源をいれてから30日間(720時間)毎にタンクと配管内に温水を循環させる機能がついています。

コスモウォーターもクリーンサイクルシステムは電源をいれてから48時間後に作動します。サーバー内部に温水を循環させ衛生面を保つ機能です。

両者コチラに関しては衛生面をきちんと考えているということで引き分けです。


性能面はフレシャススラットに軍配が上がりますね。温水、冷水のほか常温の水が飲めたり、スリープモードという寝ている時に自動で節約をしてくれる機能やお湯を熱々に再加熱する機能等。まあ、月額レンタルが有料なのでこのあたりは当然と言えば当然かなと。逆にレンタルが無料のコスモウォータースマートプラスは無料なのにクリーンシステムがついていたりするので両者性能はすばらしいかなと。

フレシャスとコスモウォーターの宅配エリアなど基本サービスや料金を比較

フレシャスとコスモウォーターの宅配エリアなど基本サービスを比較していきます。

比較箇所 フレシャス コスモウォーター
宅配エリア すべての地域※沖縄及び離島一部地域を除く 本州・四国・九州・北海道 ※沖縄・離島は対象外
送料 無料 無料
水の種類(※1) 3種類(スラットはFRECIOUS富士のみ) 3種類(エリアにより異なる)
水の注文単位 2本(18.6リットル) 2本(24リットル)
サーバーレンタル代 900円/月(スラット) 無料
電気代 380円~(スラット) 494円~(スマートプラス)
休止手数料(※2) 1,000円(2ヶ月連続休止の場合) 800円(2ヶ月連続休止の場合)
解約の違約金 1年未満15,000円(税込16,500円)、2年未満税抜9,000円(税込9,900円)が発生 2年以内の解約の場合、サーバー交換手数料‎: ‎5,000円(税込5,500円)サーバー引取手数料‎: ‎9,000円(税込9,900円)

宅配エリアは両者譲らず!送料も無料

コスモウォーターとフレシャスの宅配エリアは両者共に沖縄、離島以外の地域にサービスを提供しています。宅配水の送料も無料です。元々は北海道への配送は対応していなかったのですが、2020年現在では両者北海道も対応地域になっています。

天然水の種類

天然水は両者3種類商品として用意しています。フレシャスはウォーターサーバーによって天然水が選べないパターンがあります。今回比較対決しているスラットはFRECIOUS富士のみ選択可能になっています。

コスモウォーターも天然水自体は商品として3種類ありますが、エリアごとに決められた天然水が配送される仕組みの為ユーザーが選ぶことはできません。

フレシャススラットはFRECIOUS富士のみですが、天然水のミネラルなど何が配合されているのかや500ml換算でいくらかなど表でまとめてみました。

コスモウォーター フレシャス
静岡県の天然水 京都の天然水 大分県の天然水 FRECIOUS富士 FRECIOUS木曽 FRECIOUS朝霧高原
採水地 静岡県御殿場市 京都府福知山市 大分県 山梨県富士吉田市 長野県木曽福島町 静岡県富士宮市の朝霧高原
料金 1,900円(12L) 1,900円(12L) 1,900円(12L) 1,506円(9.3L) 1,170円(7.2L) 1,170円(7.2L)
500mlあたり 79.1円 79.1円 79.1円 79円 81円 79円
未開封賞味期限 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 6ヵ月 6ヵ月 6ヵ月
硬度
性質
pH値
53mg/L
弱アルカリ性
pH7.7
30mg/L
中性
pH6.9
62mg/L
弱アルカリ性
pH7.8
21mg/L
弱アルカリ性
pH8.3
20mg/L
中性
pH7.5
85mg/L
弱アルカリ性
pH8.5
カルシウム 19㎎ 8㎎ 16.6mg 5.7mg 5.6mg 1.5mg
カリウム 3.6㎎ 0.5㎎ 8㎎ 0.7mg 2.4mg 0.29mg
有機ゲルマニウム 4㎍
マグネシウム 5.2㎎ 1.6㎎ 4.8㎎ 5.2mg 1.1mg
バナジウム 58㎍ 86.0µg 180μg
ナトリウム 21㎎ 9.7㎎ 48.8㎎ 1.9mg 2.4mg 8.0mg
溶存酸素 9.4mg

天然水代としては両者ほとんど変わらないですが、好みの成分がある場合、こちらを参考に選んでみてください。フレシャスの天然水で富士意外が飲みたい場合は、機種をフレシャスデュオにすれば全てのお水が注文可能です。

こちらコスモウォーターの天然水が配送されるエリア別の図です。

静岡の天然水は「関東~北海道エリア」 京都の天然水は「近畿・四国エリア」 大分の天然水は「九州エリア」に宅配されます。

電気代は両者高水準で低価格

電気代は1ヶ月の目安で、利用状況によって異なってきますが、フレシャススラットが380円~。コスモウォータースマートプラスが494円~です。2台とも今発売しているウォーターサーバーの中でかなり優秀です。最近は節電機能のついたウォーターサーバーもたくさん出てきましたが平均の電気代は700~1,000円といったところなので。

休止手数料は両者2ヶ月連続の場合のみ料金が発生で1ヶ月目は無料

休止手数料(※2)=休止手数料と言うのは、お水の宅配を今月は飲みきることができないというような時に配達を休止、スキップできるのですが、1カ月目は無料で2ヶ月目連続して休止したら手数料が発生するという契約にしている会社が多いですが、両者とも同じ期間の設定になっています。

宅配水の休止は、定期配送されるお水を飲みきれないと思った時に使えるのですが、最初の30日は無料で停止できます。連続して60日休止の場合は、フレシャス=1,000円 コスモウォーター=800円の休止手数料が発生します。

解約する時の違約金

ウォーターサーバーは契約期間内の解約で、手数料を請求する会社がほとんど。2社も同様に一定の条件で手数料を請求されるケースがあります。

フレシャスは1年未満15,000円(税込16,500円)、2年未満9,000円(税込9,900円)

コスモウォーターは2年以内の解約の場合、サーバー交換手数料‎: ‎5,000円(税込5,500円)とサーバー引取手数料‎: ‎9,000円(税込9,900円)の2つの手数料が請求されます。コスモウォーターの場合サーバーレンタル料金を無料にしている分、2年以内の解約にきびしめの設定です。

コスモウォーターの毎月のコスト目安

コスモウォータースマートプラス
500ml換算
79円
1回の注文単位
2本(24リットル)
1,900円 × 2本 =3,800円
電気代目安
494円~
サーバーレンタル料金
無料
毎月かかる料金目安
3,800円~(水24L)
配送エリア:本州・四国・九州・北海道 ※沖縄・離島は対象外地域ボトルタイプ:使い捨て(ワンウェイ方式)

コスモウォータースマートプラスはウォーターサーバーのレンタル代が無料というのが大きいです。天然水は1回の注文単位が12Lボトル2本からなので24リットル頼んだ場合は3,800円。

電気代は変動あるので、それに電気代といったランニングコストです。

なのでコスモウォータースマートプラスはこんな方々におすすめします。
  • ウォーターサーバーのレンタル料金は無料が良い
  • なるべく安く天然水が飲みたい
  • 足元から設置できるウォーターサーバーがほしい
  • チャイルドロック邪魔なのでお湯も解除したままにできるウォーターサーバーがほしい

無料だけど性能はピカイチですし天然水も申し分ないので。

フレシャススラットの毎月コスト目安

500ml換算
81円
1回の注文単位
18.6L(1箱)
9.3L 1,506円 × 2パック =3,012円
電気代目安
380円
サーバーレンタル料金
900円
毎月かかる料金目安
3,912円~
配送エリア:すべての地域※沖縄及び離島一部地域を除く ボトルタイプ:使い捨て(ワンウェイ方式)

フレシャススラットは月額のレンタル代が900円発生します。宅配水は9.3Lボトル2本から注文が可能なので、こちらも電気代を含まずランニングコストを計算すると、18.6L飲んで3,912円~というお値段になります。

フレシャススラットに関してこんな希望を持っている方におすすめです
  • オシャレなウォーターサーバーがほしい
  • おいしい天然水がほしい
  • 性能の水準が高いウォーターサーバーがほしい
  • 常温水と再加熱機能あるやつがほしい

フレシャススラットは、レンタルが有料な分、コスモウォーターよりも性能面とデザイン面が上です。より良いウォーターサーバーが欲しい方はフレシャススラットの方がおすすめです。