あまり気にしない部門上位にはいる転倒防止。床置きタイプのウォーターサーバーは背丈があり細長いので転倒の恐れを考えておかないといけません。
壁に穴をあける必要がありますが、ウォーターサーバーの裏面からワイヤーを壁につけるので転倒防止対策としては非常に優秀。
付属のモノを使うのが一応今のところ一番安全な転倒防止対策かなと。ワイヤーがついているウォーターサーバーは以下。
などが転倒防止ワイヤーが後ろにひっついています。やり方としては壁に穴をあけるかあまりないと思いますが壁に金具なりがついているならそこにワイヤーをつなぐという感じ。
ウォーターサーバー自体20kg前後の重さがあるのでちょっとした地震では転倒はしないですが大きな地震の場合はやはり長さがあるので転倒の恐れはありますね。
ちなみに床置きタイプのウォーターサーバーで東日本大震災のときの震度5(東京のマンション5F)に設置しておりまして、転倒ワイヤーをくっつけていませんでしたが転倒は待逃れました。かなり揺れていたので、地震での転倒は大地震の場合は可能性ありますね。。。
また、転倒の可能性としては少し大きめのお子さんがウォーターサーバーをおもちゃのように扱ってしまったり暴れまわってぶつかって。。。といった可能性もあるでしょう。
念には念を入れておく場合は壁の穴、賃貸とかだと気が引けるんですけどね、穴をあけて設置しておいたほうがよいかなと。
本当は絶対につけときましょう!といいたいところなのですが、転倒防止ワイヤーは実際に使っているよと言う方の声をあまりききませんね。やはり壁に穴をあけるのがちょっと。。。といういう感じなのではと。
転倒するメカニズムってどのくらいの力が加われば倒れてしまう物なのか?調べていたのですが、「へえ。家具って、こんなふうに倒れるの」(総務省消防庁)にてわかりやすい図解と説明がありました。
一文を引用すると
家具の重量と同じ力が重心(G)に水平に加わった場合、家具を頂部で壁に固定するには重量の1/2の力が必要
ウォーターサーバーの場合ボトルが上についていることが多いので重心がどこになるのだろう。というのが疑問だと考えていたところもう一つ良い資料がありました。
この資料の最後のページにウォーターサーバーの地震対策が載っていましたので参考なるかと思います。
水が入っている水槽と同様に取り扱われていて、確かに大きな地震があるとボトルの中のお水が揺れて勢いがつく気がします。
そう考えるとボトルタイプでなくフレシャスのようなパックタイプで水が減った時空気が入らないタイプのモノやボトル上段で水が揺れるよりも足元に水を入れるタイプのモノで重心が下にくるものの方が安全性は高いと言えるかもしれません。
上記の消防庁の資料の場合、ボトルが上段についている場合の防止策が載っていますが、台と壁を固定するという書き方になっています。
ウォーターサーバー会社推奨としては、壁にぴったりとくっつけてしまうと、熱の問題などもある為やめて。。。といっているので、工夫が必要ですが完璧を目指すなら、壁から少し離せるように30CMくらいのL字型の金属にして壁から15~20センチくらい距離をとりウォーターサーバーと壁を固定するとかが良いかもしれませんね。
ボトル部分に勢いがついたら要はこけしの様な揺れ方になるはずなので下部を固定しておくのは確かに効果がありそうです。
ちなみにですが、足元から設置できるウォーターサーバーでおすすめは以下2台です。
足元の方がやはり安全な気がしますが、地震はいつ起こるか分からないので、水が空に近い時にきたら重心がどっちとかあまり関係なさそうです。
なので、やはり徹底するなら消防庁の資料と先のメカニズムを頭に入れておくのが良い気がします。
そう考えると、ウォーターサーバーについている転倒防止ワイヤーだけでは若干不十分で地震の転倒防止グッツなどで補てんする必要がありそうですね。
こんなことを書いておきながら私は転倒防止ワイヤーすら設置していないのでちょっとやらなきゃと思ってきました。。このあたり実験したらサイトで報告していこうかなと思います。
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