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ウォーターサーバーの空焚きが心配?内部構造とお湯ができる仕組みを知ろう

ウォーターサーバーは普通に使っていれば事故は起きずらいモノです。ただ電気を使ってお湯をつくる機械であることは間違いが無い話でどうやったら空焚きになってしまうか?を一応理解しておいたほうが良いと思うのでウォーターサーバーの構造も含めこのページで喚起していければと思います。

ウォーターサーバーの仕組みって?空焚きは構造上初期設定と長期不在時に注意

基本的に空焚きで火事などになることはほぼないと考えていいですが、一応注意しておいたほうがよい事もあるのでウォーターサーバーでお湯がどのように作られているか仕組みを紹介しておきます。

内部構造とお湯ができる仕組み

ほとんどのウォーターサーバーはお水のボトルやパックをさしこみ利用します。はじめて使う場合、ボトルをさしこんでからお湯ができるまで、また、冷水が出来るまでに数十分の時間がかかります。ボトルからウォーターサーバーに組み込まれたお水は一旦ウォーターサーバー内部にあるタンクに流れ込むわけですが、タンクはそれぞれ~2リットル程度の容量があります。

上の画像左側はプレミアムウォーターの説明書を写真で撮影したものです。右は実写。
構造は各社若干の違いがありますが基本はこのような内部構造になっています。

一度設定してしまえばこのタンクに常に水が入っている状態になるわけなので、基本的に普通に使っていれば空焚きで火事になる心配はありません。

ただ、初期設定の時は注意が必要です。お水が空っぽの状態で電源をONにしてしまった場合タンクの水が空っぽですからそりゃ空焚きで火事の危険性はでてくるでしょう。

ほとんどのウォーターサーバー会社が「ウォーターサーバーの初期設定の際に電源を入れる前にお水のボトルを先にさしこんでください」

という流れになっているのは、まず先にタンクに水を送りこまないと空焚きの危険性があるからです。

初期設定時に空焚きの事故が起きた等は調べてみましたが見つけることができませんでしたのでおそらく未だに初期設定時の事故は無いと考えられます。あまりないかもしれませんが、電源だけ入れてボトルを設置しないというのは危険ですから、ウォーターサーバーが届いたら全ての工程を説明書のとおりに設置する事が大切かなと。私は結構面倒なことがきらいで、途中で後でやろうと思ってしまうタイプなのですが、ウォーターサーバーに関しては全部やらないと駄目と思いしっかり説明書を読んで設置しました。

空焚きを防止するためのシステムもウォーターサーバーに装備されている機種もありますが、説明書内にそういったシステムが入っていると書いてある会社はほとんどありません。事故防止って安心をしきってしまうことが事故の原因になることが多いと思うのでそういった装置はついていないと構えておくことが大事だと思うのですよね。まあ基本的にタンク内が空っぽになることは普通に使っていればあり得ませんので、空になってずっと熱を加えていたら危険ということを理解しておくと良いと思います。

ウォーターサーバーの背面部分は大体以下の写真のとおり網目といえばいいですかね。中身が見えるようになっています。

これ見てもらうとわかると思うんですが、長年使っているとほこりが溜まります。熱を帯びる機械でほこりが溜まって、空焚きとかになるとまあ危険性はゼロではありませんよね。
どんな家電製品でもそうですし、コンセントのさきっちょとかにほこりが溜まって家事になってしまったとかたまに話にあがりますよね。

くどく説明しましたが掃除は大事です。後ろの部分は掃除機で掃除をしてくださいとほとんどのメーカーが推奨しています。だいたい1ヶ月に1回くらいを推奨されています。

長期不在でウォーターサーバーを利用しない場合は水抜きをして電源を切る

普通に使っていれば問題ないって何度かいいましたが、普通じゃない時って逆にどんな時でしょうか。まっさきにあげられるのが、長期間の旅行に出る等かと思います。実際1週間とかでも問題はなさそうですけどね。もし旅行中に事故にあってしまいずっと家を空けることになってしまったとか可能性はな気にしもあらずですから、長い期間家を留守にする場合は、ウォーターサーバーの電源を切って、できたら水抜きをしておくことがベストです。水抜きは各社動画にとっていますがコスモウォーターのレビューで撮影した水抜きの動画を下に貼っておきます。こんな感じでタンクから水を抜くことが出来ます。

電源を切っておくだけだと、今度は水が傷んでしまいタンク内がきたなくなるとかもありえますからね。まあ普通に使っていればこんな手間はとらなくて済むので水抜きをする機会は相当少ないと思いますが、結構楽しいですコレ。水抜きを行う場合は説明書をしっかりと読んで行ってください。これこそやけど注意だったりしますので。

ボトルの水が切れそうなのにそのままずっと放置しているのを避ける

もう一つ長期旅行以外でケースを考えてみました。まあこれもそんなにある事ではないと思いますが、ボトルの水が残りわずかと言う時に、ボトル交換をせずもうウォーターサーバーを使わなくなってしまったというような状態。やはり少なからずタンク内でお水たちは蒸発していくわけですから、避けたいですね。新しいボトルをさしこんで飲み続けるか、もうウォーターサーバーを使わないというのであれば解約してしまったほうが良い気がします。

あまりないケースを書いてみましたが、普通に使っていれば問題ないという空焚きの可能性について書いてみました。ウォーターサーバの中身を理解しなぜ空焚きが起こるのか?を考えてみると、ガスコンロでずっとお湯を沸かしていたら空焚きになるよね。と言う話とそこまで変わらない事(ちょっと大袈裟にいえばですが)だとわかるのですが、意外と調べないとわからないことだったのでまとめておきました。