ウォーターサーバー対決。今回はアクアクララvsクリクラです。両者ともサービスの歴史が長いのですが、クリクラを提供する㈱ナックとアクアクララ㈱は実は2016年8月22日に業務提携しているんですね。仲良し。サービス面が非常に似ているこの2社正直どっちを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。特徴を比較していきますのでどちらにするか悩んでいる方の参考になるように比較していきたいと思います。
まずは、アクアクララとクリクラの似ている点・共通点から解説していきましょう。
宅配水の種類は両者ともRO水で、RO水にミネラルを添加したデザインウォーターを採用しています。天然水よりも格安でおいしいお水が飲めると言う点は両者同じ。
比較項目 | アクアクララ | クリクラ |
---|---|---|
採水地 | 水道水や地下水 | 水道水 |
料金 | 1,200円/本+税 | 1,352円/本+税 |
500mlあたり | 50円(+税) | 52円(+税) |
賞味期限 | 製造後6ヵ月 | 製造後6ヵ月 |
硬度|性質|pH値 | 29.7/L|中性|pH7.3 | 硬度30 |
カルシウム | 9.8mg | 6.6mg |
カリウム | 1.7mg | 1.7mg |
有機ゲルマニウム | ||
マグネシウム | 1.2mg | 3.3mg |
バナジウム | ||
シリカ | ||
ナトリウム | 5.0mg | 5.0mg |
亜鉛 | ||
溶存酸素 |
両者、配合しているミネラルにほとんど差がありません。私はアクアクララもクリクラも使った経験がありましてお水を飲んだ感想ですが、両者ともまあ普通においしかったです。
あえて勝敗の差をつけるとすれば、お水代ということでアクアクララのほうが安いのでここはアクアクララの勝利。
ボトルの種類もまったく一緒。ハードタイプのガロンボトルです。両者ともボトルは再利用していて、宅配後飲みきった後は業者が新しい宅配水を届けるときに回収し再利用するリターナブル式といわれている方法を採用しています。
ウォーターサーバー会社は宅配水の運送をクロネコヤマトなどの運送会社に依頼して郵送する会社がほとんど。そんななかアクアクララとクリクラは自社の運送者で宅配水を運んでくれます。
最初の申込後ウォーターサーバー本体も会社の従業員の方が運んでくれます。そして設置をしてくれるので基本的なサービス面がしっかりしている印象です。
アクアクララとクリクラはフランチャイズ化で日本全国に加盟店、販売代理店が多数います。お水を製造するプラントも日本全国各地に両者持っているので日本全国にスムーズに宅配水を届けることができるネットワークを確立しています。
冒頭でもアクアクララとクリクラは業務提携したとふれましたが、実はこの2社昔からかなり深い仲の理由があります。
以下クリクラのwikipediaの引用です。
2002年 株式会社ナックがアクアクララのフランチャイズに加盟
2005年 アクアクララ本部の経営破綻により、ナックが自社ブランド「クリスタルクララ」として全国展開を開始。一方のアクアクララは2005年にレモンガスにより新法人「アクアクララ株式会社」として再スタートする。
2009年 ブランド名を「クリクラ」に変更。同年、住之江区の自社プラントにてHACCPの認証を取得した。同年、宅配水では初めてボトルがエコマーク認定を受けた。
2002年にクリクラはアクアクララのフランチャイズ店として加盟をしていたんですね。色々とわけあってアクアクララは新法人アクアクララ株式会社となり、クリクラは2009年からブランド名をクリクラと名乗り再スタートしています。
そして、2016年8月22日に業務提携。他の業種でもこんなに連携する会社って珍しい気がしますね。競合サービスなのに2社が連携してサービスを高めて言っていると言う意味ではよい情報なのではないでしょうか。
アクアクララとクリクラのウォーターサーバーの種類を比較していきます。
※価格は税抜き表示です。
※ランニングコストは電気代も含めています。
比較項目 | アクアスリム | アクアウィズ | アクアファブ | クリクラサーバー |
---|---|---|---|---|
安心サポート代 | 1,000円/月 | 2,000円/月 | 1,500円/月 | 417円/月 |
注文ノルマ | ノルマなし(注文単位は12L×2本) | 月換算2本(24L):3ヶ月でご利用本数が6本未満の場合サーバーレンタル料(1,000円/月・税別)が必要 | ||
お水の料金 | 1,200円 × 2本 =2,400円 | 1,352円 × 2本 =2,704円 | ||
電気代目安 | 700円 | 475円~ | 700円 | 平均1,000円~1,300円/月 |
ランニングコスト | 4,100円 | 4,875円 | 4,600円 | 4,421円 |
まず、アクアクララが意外とウォーターサーバーの種類が豊富でして、代表的なサーバーと特徴的なウォーターサーバーを比較対象としてあげさせてもらいました。
注目してほしいのはサービス面はだいたい2社とも同じなのですがスタンダードなウォーターサーバーアクアクララのアクアスリムとクリクラのクリクラサーバー2つを比較すると、ランニングコスト的にアクアクララのほうがほんの少しですが安い結果となりました。
また、宅配水のノルマ的な面で、アクアクララは好きな時に注文すればいいのですが、クリクラは3ヶ月に6本未満だとサーバーレンタル料金が月1000円分とられてしまうので、総合的にはアクアクララがややリードと考えています。
アクアクララの「アクアウィズ」と「アクアファブ」に関してはコーヒーが作れるウォーターサーバーであったりデザイン性が加わっているサーバーなので料金が高くなっています。この後一台ずつ解説していきたいと思います。
アクアクララのアクアスリム。シンプルで温水・冷水が飲めれば他に機能はいらない。そういう方はアクアスリムがおすすめです。
先にもいったとおり、アクアクララは宅配水の注文ノルマがありませんので、水をあまりたくさん消費しないと言う方にもおすすめです。
「アクアウィズ」はウォーターサーバー業界初のコーヒーマシン一体型のサーバーです。
コーヒーマシンは既に実績のあるネスレのマシーンを採用しています。既に市販でもネスレが販売しているマシーンをアクアウィズのウォーターサーバーの上に一体型にとりつけたという画期的な一台。
コーヒーマシーンは「バリスタ」という機種と「ドルチェグスト」という機種どちらか選ぶことができます。
「バリスタ」は粉からつくるタイプで1杯15円程度
「ドルチェ グスト」は1回ずつのポーションタイプで1杯50円~程度
当然ですが、高いドルチェグストのほうが本格的なコーヒーが楽しめます。
コーヒーマシーンにいちいちお水を補充しないで、自動給水なのもこのコラボで実現したメリットの一つ。
また、アクアウィズ自体、ボトルを足元から設置出来たりとサーバーの使い勝手も今時の進化したウォーターサーバーとなっています。
先に比較した金額には安心サポート料金は2,000円と書きましたが「1年プラン2,000円/月」で、「2年プラン1,500円/月」と、プランを選択する事で安く契約する事も可能です。
アクアファブはおしゃれなウォーターサーバーが欲しいと言う場合におすすめです。今回の比較したウォーターサーバー4台の中では圧倒的にシンプルながら洗練されたデザインです。
結果としてグッドデザイン賞を受賞しているウォーターサーバーです。アクアクララのアクアスリムやクリクラサーバーと比較しても温水・冷水の蛇口も使いやすいですし、アクアウィズと同様足元からボトルを設置できるようになっているので女性でも簡単に設置出来たりと、痒いところが改善されたウォーターサーバーです。
こちらも上記比較では安心サポート料金を1,500円と記載しましたが、「1年プラン1,500円」「2年プラン1,300円」となっているのでプラン次第でお安く契約可能です。
THEシンプルウォーターサーバーなので、アクアクララのアクアウィズなどのように付加価値は付いていませんが、値段も低価格で温水・冷水が楽しめるのでクリクラサーバーも普通に考えて、ウォーターサーバーがほしいという方々の大半が満足できるウォーターサーバーかと思います。
サイト内検索
おすすめ記事
比較&選び方