節約をしたいという理由から電源を切りたい。などのギモンがあると思います。でも基本的にウォーターサーバーの電源は切ってはいけません。温水と冷水が作れなくなるから電源を切ってはいけないという事ではなく、電源を切ることでウォーターサーバー内部の水が傷んだりシステム面で弊害が出てくるものがあります。各社、電源を抜くとどうなるのか?などについて解説していきます。
ウォーターサーバーの仕様は様々ですが、電源を入れた時にサーバーの設定がONになることがしばしばあります。
サントリーのウォーターサーバーの場合、「電源は抜かないでください」と電源のコードに写真のような形で警告文をしっかりのせています。
これはなぜかというと、サントリーの場合、電源を抜いてしまうとオートクリーんシステムが作動できなくなり水を衛生的に保てなくなるからです。一度、まちがって抜いてしまったのですが、エラー表示がでて給水できなくなってしまいました。初期設定の時に温水冷水を200mlずつ出水する必要があるのですが、オートクリーンを手動で実行しもういちど水を200mlずつだし再設定して治りましたが、電源を抜くとこういった形で再設定が必要になる場合があります。衛生面をシステムで制御しているので安心といえば安心ですが電源を間違って抜いてしまうと面倒です。
フレシャスdewoとフレシャス スラットの場合、電源を一旦抜くことでエラーなどがでることはありませんが、電源を抜き差しすることで、クリーン機能の設定ができます。
オートピュアキープシステムという5日毎にサーバーを循環させるクリーン機能がありますが、この機能は電源プラグをいれた時間が設定時刻になります。
こういった最新型のウォーターサーバーの場合、電源をいれることで、クリーン機能が作動したりする機能がついているので、むやみやたらに電源を抜くことはおすすめできません。
アクアクララアドバンスは電源を切ると時刻の再設定が必要になります。停電した時も同様です。
一般的なウォーターサーバーは電源を抜いただけで何か設定が行われるということはありませんが、長時間電源を抜くことは基本的にやってはいけません。停電時に使える、使えないウォーターサーバーで、電源を切った状態でも給水できるウォーターサーバーを紹介していますが、水の衛生面の兼ね合いで各メーカーは電源を切った状態でウォーターサーバーを利用する事を推奨していません。例えば目安として、電源が入っていない状態で開封したウォーターサーバーの水は(災害時など)24時間以内に飲みきってくださいというアナウンスをしているところがほとんどなのです。
基本的に上記で案内した電源を入れていないと動かないウォーターサーバーも電源を入れていなくても給水自体はできるウォーターサーバーどれでも、通常の生活で飲み水として使う場合は電源をいれておくべきでしょう。
電源を抜く時、切ったほうがよいと考えられるのは以下くらいかなと。
長期的にウォーターサーバーを使わない場合は水がずっとウォータータンクの中に入ったままということ。一度くみこんだ水は2週間~1ヶ月の間に飲むことが推奨されているので、衛生面などを考えても電源を切って水を抜いておくほうがよいでしょう。
当たり前ですが、引っ越しする時は手順をしっかり行って電源を切って移動させましょう。その歳の注意点としてはやはり「水抜き」です。タンクの中に水が入ったまま移動してしまうと移動中に水が漏れて故障の原因などにもなりかねませんので。
長期的な災害時は電源を切る、もしくは温水のスイッチだけOFFにしておくなどの対応をとってもいいかもですね。地震が多発した時とか転倒して火事になったりする可能性もありえますから、ガスの元栓を閉めておくのと同様の意味合いで電源を抜いておくのが良いのかなと思います。災害の規模が大きい場合の話ですが。
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